2014年12月15日 11:39
データサイエンティストに必要な、3つのスキルとは?
データサイエンティスト協会とスキル定義委員会はこのたび、データサイエンティストの「ミッション・スキルセット・定義・スキルレベル」について公開した。
同内容は、11月27日に開催した「データサイエンティスト協会1stシンポジウム」において、スキル定義委員会より「データ社会に求められる新しい才能とスキル」として発表されたもの。
これによると、データサイエンティストに求められるスキルセットとは、「ビジネス力」「データサイエンス力」「データエンジニアリング力」の3つとなる。
「ビジネス力」とは、課題背景を理解した上で、ビジネス課題を整理し解決する力(business problem solving)を指し、「データサイエンス力」は情報処理・人工知能・統計学などの情報科学系の知恵を理解し、使う力(data science)、「データエンジニアリング力」はデータサイエンスを意味のある形に使えるようにし、実装・運用できるようにする力(data engineering)を意味するという。
同協会は、3つのスキルを、どれも欠けてはならず、課題解決のフェーズによって中心となるスキルが変化すると説明する。