Go 1.4が登場
「Go 1.4」の最大の特徴として、Androidがオフィシャルサポートの対象となったことが挙げられている。これにより、コアおよびライブラリを使って、GoのコードのみでAndroidアプリの開発が可能になった。ただし、オフィシャルサポートの対象となったとはいえ、Androidで利用できる機能はまだ限定的で、現在開発段階とされている。
「Go 1.4」で導入された言語仕様の変更は主にfor-rangeループに関するもので、互換性を失うような変更ではなく、より利便性の高い記述方法ができるようになった"シュガーシンタックスの導入"という意味合いが強い。そのほか、機能改善やバグ修正も取り込まれている。
GoはGoogleの関連プロジェクトで採用されているほか、比較的扱いやすいことやライセンスがBSDライセンスで採用しやすいことなどもあって、Google関連以外のプロジェクトにおいても開発向けのツールとしての選定が進んでいる。