コスト増、企業努力では限界…ハウス食品、「業務用カレールー」など値上げ
値上げ幅は、業務用ルー製品・フレーク製品(各全製品)が約5%、業務用レトルト製品(カレーソース、フィリング、レトルトカレーの各一部製品)が約4%~8%、業務用香辛料製品のうち各種カレーパウダー(全製品)が約21%~26%、香味調味料(一部製品)が約5%。
同社は、原材料価格の上昇が続く中、合理化や効率化を行いコストアップを吸収することで価格の維持に努めてきたが、近年の原料、包装材料の価格の高騰に加え、物流費やエネルギーコストも上昇し、従来の企業努力では現行価格の維持が困難になったため、値上げを決定したとしている。