2014年12月15日 15:22
日本IBM、サーバ占有のPaaS「IBM Bluemix Dedicated」を追加
日本IBMは12月15日、今年の6月から提供を開始したアプリを構築・管理・実行するためのSoftLayerを基盤とした同社のクラウドプラットフォーム(PaaS)「IBM Bluemix」に、シングルテナントで利用可能な「IBM Bluemix Dedicated」を追加した。
これまで「IBM Bluemix」は共用のパブリッククラウド環境で提供してきたが、「IBM Bluemix Dedicated」は、サーバ、ストレージ、ネットワークなどを専有するシングルテナントとして提供される。
日本IBM 専務執行役員 ソフトウェア事業本部長 ヴィヴェック・マハジャン氏は、「IBM Bluemix Dedicatedはお客様からの要求で作ってきたもので、シングル環境で、高いセキュリティ環境を提供する。Pass環境の戦略的な目玉になる」と訴えた。
利用するデータセンターは、既存の北米やロンドンのほか、近日中に追加される東京の中から選択して利用できる。利用は最低1年の1カ月単位での契約で、価格は基本パックの月額約400万円からで、利用状況に応じてリソースを追加できる。
また同社はマルチテナントのBluemix向けに「プライベートAPIカタログ」