佐藤大樹&陣、『シブザイル』本番前はゲームで心の準備! LDH内の交流も語る
●MCとしての成長「リモート収録で鍛えられた」
EXILE TRIBEのメンバーが週替わりでゲスト出演するABEMA『シブザイル』(毎週火曜20:00~21:00)で、MCを務めるEXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹とTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣にインタビュー。番組スタートから約3カ月、ここまでやってきた感想やLDHの魅力を聞いた。
「LDH PERFECT YEAR 2020」とABEMAによるコラボプロジェクトとして、今年3月31日にスタートした同番組は、佐藤と陣が、EXILE TRIBEのメンバーをゲストに迎え、グループの垣根を越えてトークを繰り広げるというもの。この番組でしか見られない素顔が見られると話題だ。
――『シブザイル』がスタートして約3カ月経ちますが、ここまでやってきた感想をお聞かせください。
佐藤:開始早々、(新型コロナウイルスの影響で)リモート収録に切り替わり、自宅から2カ月くらい届けたときは鍛えられました。なかでも、EXILEの松本利夫さん、USAさん、MAKIDAIさんの御三方と、スペシャルゲストでATSUSHIさんが出演されたときは、リモートという緊張感と、ものすごく大先輩という緊張感で、一番緊張しました。でも、回数を重ねていくごとに僕たちもちょっと慣れてきて、テンポよく今は収録できているんじゃないかなと思います。
――リモートのほうが大変でしたか?
佐藤:大変ですね。タイムラグがありますし、僕も経験しましたが急に電源がオフになったりすることがあって、鍛えられました。いい経験になりました。
――陣さんはここまでやってきていかがですか?
陣:最初、1月1日にABEMA『LDH新年レモンサワー打ち上げ生潜入SP』のMCを2人でやらせていただき、今年のスタートがその大役で、そこから『シブザイル』のMCのお話をいただけて。僕らは今年1年を通してこの番組を盛り上げる使命があると感じていて、1月1日があったから今もいろんなアーティストの方が来られても、落ち着いて番組のイメージを膨らませながら取り組めているので、もちろん緊張したり大変なこともありますが、それ以上に充実感が大きいです。――LDHの番組のMCをお2人が任されたポイントはどこだと思いますか?
佐藤:後輩から先輩までいろんな人がゲストで来るとなったときに、あの『レモンサワー』の特番を見て僕らに託したい気持ちはなんとなくわかるというか、僕らも当日バタバタしていたんですけど、先輩方が優しかったんです。2人とも似ているところは、先輩が気を遣わずにイジれる。そういったところで選んでいただいたのかなと思います。
――MCとして心がけていることを教えてください。
佐藤:前日に2時間くらいかけて台本を暗記するのは今もやっているんですけど……。
陣:ほんま?
佐藤:ウソ! したことない(笑)
陣:でもまめにチェックしてるよね。
佐藤:台本は見ますね。やっぱりないと不安です。でも最近は2人で「XENO(ゼノ)」というカードゲームにハマっていて、本番前にそれをやることでお互いのコンディションや息の合い方がわかるんです。それでリラックスして本番に臨んでいます。
陣:僕は本番前にしっかり水を飲むこと。
口が渇いてしまうと緊張でしゃべれなくなってしまうので(笑)。あと、僕は空回り体質で、「よしっやるぞ!」って意気込んだときにうまくスピード乗らないことがあるので、楽しむことが一番かなと。この番組をMCとして任せてもらえているのはすごく誇らしいことなので、楽しいという感情に乗せてやらせてもらっています。
●グループの垣根を越えた交流「男だけでガッツリ…」
――この番組を通して感じているご自身の変化はありますか?
佐藤:自分ではわからないですけど、スタッフさんから「スムーズになったね」と言ってもらっているので、少しずつMCとして上達しているかもしれないです。陣はラジオなどいろいろやっていて慣れっこだと思うんですけど、僕はそんなにMCの機会がなかったので。
陣:今までラジオを生放送でやらせてもらったりしていましたが、生配信のテレビで毎週というのは初めてなので違う緊張があって、大樹と協力しながらゲストの方をどういう感じで引き出すかっていうことをやっていると、今までにはない視野を感じています。まだまだ成長段階で未熟ですが、こうしたほうがいいんやっていうきっかけを見つけられているので、この機会にどんどん伸ばしていきたいと思います。
――この番組は、LDHのみなさんの素顔が見られる貴重な番組ですが、お2人はこの番組を通してLDHの魅力をどう感じていますか?
佐藤:飲みに行くとかご飯に行くとか考えたときに、まず頭に浮かぶのは所属するEXILE TRIBEのみんななんです。
先輩・後輩含めて。それはLDHならではというか、グループの垣根を越えて、世代を超えて飲んだりできる関係性がすごくいいなと思うし、そういうのが番組にも生きていると思います。
――飲みに行く関係性はどういう風に築かれてきたのでしょうか。
佐藤:僕はこの番組が始まってから家に一番招いているのは陣です。ご飯に行くことも多いですし。共演をきっかけに関係性ができていくことが多いと思います。
陣:去年、朗読劇に大樹と一緒に出て、少しずつ会うタイミングが多くなりました。この番組はLDHの番組で、ホームでやっているという雰囲気が伝わるので、この番組ならではの表情が引き出せていると思います。
アーティスティックな部分とはまた違うプライベートな部分が見られ、ゲストの方にも楽しんでいただける番組になっていると思います。
――LDHの中で関係の深い方をお伺いしようと思っていましたが、佐藤さんと陣さんの関係が深そうですね。
佐藤:そうですね。最近はTHE RAMPAGEの陣、(藤原)樹、(長谷川)慎、FANTASTICSの(木村)慧人、中島颯太と一緒にいることが多いです。
――好きなものが共通しているなど、仲良くなったきっかけがあるのでしょうか?
佐藤:みんなゲームが大好きなんです。人狼ゲームとか。そういった共通の趣味があって、よく遊ぶようになりました。
陣:めっちゃ面白いですよね。
こんなゲームしている、あんなゲームしているって話から、みんなでやってみようぜってゲーム会が開かれて、それがすごく楽しくて。男だけでガッツリ盛り上がって、アドレナリン分泌する音が聞こえるくらい!
佐藤:聞こえねーわ!(笑)
陣:フォー! みたいな感じになるんですよ(笑)。男性アーティストが多いので、世代を超えても共通の話題がたくさんあり、アニメとかもそうですが、そういうのをきっかけに仲良くなったりします。
――ゲーム友達ってよく聞きますが、ゲームをきっかけに仲良くなることって多いですよね。
佐藤:そうですね。でも、だいたいオンラインゲームじゃないですか。僕らは、オンラインはやらず、会ってやる対人ゲームばかりなんです(笑)
――LDHのみなさんはインスタグラムなどで、グループの垣根を越えてお互いの活動をPRしたり祝福したりされていて、それも素敵だなと感じます。佐藤:各グループのリーダーが集まるリーダー会議があって、お互いのグループを盛り上げていくことが、会社全体にも、お互いのグループの相乗効果にもなるよねという話から、みんなで意識的にやっています。
――みなさんで話し合われていたんですね。最後に、『シブザイル』での野望を教えてください。
佐藤:「LDH PERFECT YEAR」だから始まった番組ですが、2年目以降もできれば続けたいですよね。
陣:やりたいねー! シビアな世界ですから、僕らも成績不振だったらもしかしたら……。
佐藤:2代目MCってなっているかもしれない。
陣:後輩がどんどん突き上げてくるので、そこをいい感じにやっていかないと(笑)。そしてこの間、ダイジェストバージョンを地上波で初めて流していただいたんですが、生でもやりたいなって。
佐藤:やりたいねー!
■佐藤大樹
1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。2014年にEXILEに加入し、2016年末にはFANTASTICSとしても活動を開始。俳優としても活躍しており、出演作にドラマ『シュガーレス』(12)、『ワイルド・ヒーローズ』(15)、ドラマ&映画『HiGH&LOW』シリーズ、映画『俺たちの明日』(14)、『ママレード・ボーイ』(18)、『センセイ君主』(18)、『4月の君、スピカ。』(19)など。今年は、橋本環奈とのW主演作『小説の神様 君としか描けない物語』の公開が控えている。
■陣
1994年4月28日に生まれ、大阪府出身。2014年にTHE RAMPAGEのメンバーとなり、LIKIYAとともにリーダーに就任。2017年にシングル「Lightning」でデビューした。持ち前のトーク力も生かしてグループを牽引しており、『シブザイル』(ABEMA)のほか、『WEEKEND THE RAMPAGE』(bayfm)、『JUMP UP MELODIES TOP 20』(TOKYO FM)でもMCを務めている。2019年9月には朗読劇『もう一度君と踊りたい』に出演した。