くらし情報『不可能と思われた『星の王子さま』映画化への挑戦 - 『リトルプリンス』マーク・オズボーン監督&キャラクター監修・四角氏』

2014年12月16日 15:00

不可能と思われた『星の王子さま』映画化への挑戦 - 『リトルプリンス』マーク・オズボーン監督&キャラクター監修・四角氏

不可能と思われた『星の王子さま』映画化への挑戦 - 『リトルプリンス』マーク・オズボーン監督&キャラクター監修・四角氏
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』初のアニメーション映画化作品『リトルプリンス 星の王子さまと私』(2015年冬公開)。メガホンをとったマーク・オズボーン監督は「あれほどまでに詩的な名作を、損なうことなく映画化するなんて不可能だと思った」と一度断るが、「原作の世界観を忠実に描き、そこを核に、原作に触れた経験を描くのであればできるのでは」とひらめいた。

そして生まれたのが、9歳の女の子と年老いた飛行士を主人公に、『星の王子さま』の"その後"を、『星の王子さま』のエピソードと並行して描く物語。この飛行士は、昔、星の王子さまと出会ったあの飛行士で、女の子は飛行士から星の王子さまとの思い出を聞くことで、『星の王子さま』の世界へと入り込んでいく。

本作では、"現実世界"を最先端のCGアニメーション、"星の王子さまの世界"を温かみのあるストップモーションアニメーションで描くという2つの技法を使用。また、マーク・オズボーン監督は「宮崎駿監督の大ファンで大きな影響を受けている」と言い、「特に『となりのトトロ』。ファンタジーと現実が混ざっている世界を、この作品でも指針にしたかった」

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