2014年12月17日 15:31
ジャンボ機のシートがわが家に! 7席限定でボーイング747-400Dのシート発売
全日空商事では、2014年3月に引退したANAのボーイング747の中で、国内線として活躍したボーイング747-400D搭載用の客席シートを「ANA ショッピングA-style(エースタイル)」にて限定抽選販売する。
長年"ジャンボ機"の愛称で親しまれたボーイング747は、米国のボーイング社が開発した世界初の2階建て構造を採用した4基エンジン搭載の大型ジェット機。ボーイング747-400Dはボーイング747-400の派生型として、離着頻度の高い日本の国内線仕様に開発された。最大569席を配した本機は、まさに大量航空輸送時代を象徴する存在だった。
ANAでは、ボーイング747-400を国内線・国際線合わせて1990年から合計23機導入。2006年に発表されたANAグループの2006年~2009年の中期経営戦略により、ボーイング747-400の退役開始が発表され、2014年3月31日のNH126便(那覇発羽田行き)をラストフライトに、約35年間の活躍に幕を閉じた。
今回販売するのは、そのボーイング747-400Dの最前部にあるわずか6列設けられていたプレミアムクラスのシートで、活躍当時の快適な機能が備わった仕様となっている。