くらし情報『ソニー、有機ELを用いた小型・軽量の片眼用ディスプレイモジュールを開発』

2014年12月18日 09:30

ソニー、有機ELを用いた小型・軽量の片眼用ディスプレイモジュールを開発

これは2m先の16型ディスプレイによる映像と同等の視野であり、実世界の視界の妨げとならずに必要な情報を確認できる、サブウィンドウとしての活用に適した画面サイズに設計されている。

そして、小型の有機ELディスプレイと光学ユニットに加え、スマートフォン相当の処理能力を持つプロセッサと無線機能、各種センサを有する制御基板を、独自の高密度実装技術によって小型化した。これにより、高機能でありながら小型で約40g(ディスプレイ表示部:約22g、その他:約18g)の軽量を実現し、アイウェアに装着しても使用者の負担となりにくく、違和感の少ない形状の小型デザインが可能になったという。

この他、同モジュールの高い処理能力を生かして、さまざまな活用法に向けたアイウェア型ウェアラブル端末ソリューションを提供するため、アプリケーション開発用のソフトウェア開発キット(SDK)が用意されている。同キットを用いて用途に合わせた専用アプリを開発することにより、同モジュール自体にアプリを搭載して単独で使用することや、無線接続したスマートフォンのアプリから動作させることができるようになる。そして、豊富な演算機能と無線機能を生かし、クラウドデータと連携したアプリケーションやインフラシステムと連携したアプリケーションなど、アイウェア型のウェアラブル端末の新たな用途の開拓を目指すという。

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