くらし情報『IDT、フィールドプログラマブル低電力クロックジェネレータファミリを拡充』

2014年12月18日 17:38

IDT、フィールドプログラマブル低電力クロックジェネレータファミリを拡充

IDT、フィールドプログラマブル低電力クロックジェネレータファミリを拡充
IDTは12月18日、フィールドプログラマブル低電力クロックジェネレータ「VersaClock 5」ファミリに6品種を追加したと発表した。

同社の多出力タイミングソリューションは、高い設計の柔軟性によってシステムのコンポーネントを集約できるため、低電力とコスト重視の民生向け用途や低ジッタの通信向け用途に理想的である。「VersaClock 5」ファミリの従来製品「5P49V5901」は、350MHzまでの4つの独立したプログラム可能な周波数を生成できる4組のユニバーサル出力ペアを備えている。また、プログラム可能な出力の種類はLVPECL、LVDS、HCSL、LVCMOSの4つであり、消費電流30mAで、わずか0.7ピコ秒のRMS位相ジッタという業界トップクラスのジッタ性能を有する。

今回の新製品はユニバーサル出力の他に、出力がLVCMOSのみのバージョンも提供される。いずれも、同じジッタ性能と消費電流で350MHzまでのどのような出力周波数も生成できる。このうち、「5P49V5913/4」の2品種はそれぞれ2つと3つのユニバーサル出力に加えてリファレンス出力を持つため、必要な機能をコストを踏まえてシステムに搭載できる。

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