2014年12月19日 09:53
ペヤング生産中止に中国で「あの日本でそんな!」の声 - 中国の焼そば事情
人気のカップ焼そば「ペヤング」の虫混入騒動にともなう生産・販売休止報道は、日本に大きな衝撃を与えた。自国の食の安全については悲観的な中国だが、このニュースに対する意見はどうなのだろうか。
○中国では「ペヤング」よりも「一平ちゃん」
主に東日本で絶大な人気を誇る「ペヤング やきそば」だが、中国では知名度が低い。このニュースも「日本のカップラーメン」という呼称で報道されていることが多く、汁麺の画像が付されていたりする。ペヤングファンとしてははなはだ遺憾だ。
中国で名が売れている日本のインスタントの焼そばは「一平ちゃん夜店の焼そば」だ。最近、中国で発表された「世界の八大カップラーメン」にも入選している。このランキングにはもうひとつ日本選手が入選しているのだが、「サッポロ一番 ソースやきそば(アメリカ版)」とカッコ付きとなっている。
アメリカに住む中国人にとって親しみ深いものなのだろう。
ちなみに、西日本で人気の高い「UFO」はかなり前から中国で展開している。種類は豊富で、「魚香肉絲味」「鉄板牛肉味」「四川火鍋味」などと、見事なまでにローカル化していて面白い。
○「日本人は騒ぎ過ぎ」との声も
今回のニュースに対する中国人たちの感想としては、「工場を止めて検査して、商店でも全部販売中止! 日本は厳格すぎる!」