くらし情報『パナソニック、大容量データを長期保存可能な光ディスクストレージ発表』

2014年12月19日 10:15

パナソニック、大容量データを長期保存可能な光ディスクストレージ発表

パナソニック、大容量データを長期保存可能な光ディスクストレージ発表
パナソニックは12月18日、複数のデータ保存用モジュールをサーバ格納ラック内に構成することが可能なスケーラブル光ディスクライブラリーシステムデータアーカイバー「LB-DH8シリーズ」の受注を、2015年2月より開始すると発表した。

同製品は、データ保存用光ディスクを格納した「データアーカイバーマガジン」と、「ボトムモジュール(マガジン移送装置)」、「ベースモジュール(マガジン録再装置)」、「拡張モジュール(マガジン装着装置)」の3種類のモジュールと、マガジン管理ソフトウェアを組み合わせる構成となっている。

ベースモジュール内には、1本当たり1.2TBのデータ保存が可能なデータアーカイバーマガジンを76本搭載可能で、1モジュール当たり最大91.2TBの大容量保存が可能。

19インチのラックに7つのモジュールを構成することで、1ラック当たり最大638.4TBの大容量光ディスクストレージを実現する。

前機種と同様に、RAID技術を光ディスクに応用し、最大216MB/sの高速なデータ転送性能と、不測の障害からデータを保護する高い信頼性も確保。50年の保存寿命を持つ光ディスクの採用により、定期的なデータ移し替えのコストが不要となる。

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