くらし情報『大日本印刷、ビーコン活用したナビアプリ開発 - 「東京駅構内ナビ」に採用』

2014年12月20日 18:29

大日本印刷、ビーコン活用したナビアプリ開発 - 「東京駅構内ナビ」に採用

大日本印刷、ビーコン活用したナビアプリ開発 - 「東京駅構内ナビ」に採用
大日本印刷と子会社のDNPデジタルコムは、BLE Beaconの技術を利用して、複数のフロアがある建物でも正確に位置情報を把握できるスマートフォンナビゲーションアプリを開発したと発表した。同アプリは、東日本旅客鉄道が今月18日から開始し、2015年2月末日まで行う実証実験「東京駅構内ナビ」に採用された。

BLE Beaconは、Bluetooth Low Energy(BLE)を使った無線位置検出方式。発信機となるビーコンにスマートフォンが近づくと、その場所に関連する情報を受けることができる。スマートフォンのナビゲーションにはGPSが用いられるが、屋内ではその利用が困難となっており、スマートフォンナビゲーションの課題を克服することが期待される。東日本旅客鉄道の実験で用いられる、iOS向けの「東京駅構内ナビ」アプリでは、東京駅構内に160箇所設置されたビーコンを合わせて使うことで、利用者の位置を数メートルの範囲で正確に把握できるという。

専用アプリ「東京駅構内ナビ」は東京駅構内を案内するアプリとなっており、画面上の校内図に現在地情報が表示され、目的地の設定を行うと、そこまでの経路が表示される。

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