NTPに複数の脆弱性 - US-CERTが注意喚起
US-CERTによると、バージョン4.2.7以前のバージョンにバッファオーバーフローを引き起こすおそれがある脆弱性が見つかったという。この脆弱性が悪用されると、第三者が遠隔から細工を施したパケットを送りつけることで、バッファオーバーフローを引き起こし、ntpdプロセスの権限で悪質なコードを実行できてしまおそれがある。
NTP.orgは同日、これらの脆弱性を修正したバージョン「4.2.8」を公開しているので、NTPを利用している場合は速やかにバージョンアップすることが推奨される。