出すのは大変だけど、もらうと嬉しい年賀状。せっかく出すなら市販のものよりも、自分でデザインして、相手に喜んでもらえるものを出したい。
幸い、パソコンやスマートフォンで簡単に年賀状デザインができるアプリが増えてきた。これならオリジナリティあふれるものができそうだ。でも、数百種類もあるテンプレートを眺めてみると、どれを選べばいいのか頭が痛い。今年はどんなのが流行りなのだろうか? 出す前にみんなに聞くわけにもいかないし…。
ならばテンプレートやデザイン加工サービスを提供している人に尋ねよう、ということで人気年賀状作成アプリ「はがきデザインキット」の開発に携わった、日本郵便の・西村哲課長に質問をぶつけたところ、意外な答えが返ってきた。「最もダウンロードされているのは、墨で書かれたような、墨一色のシンプルな昔ながらのデザインです!」。
どうやらこれはビジネスユースが多いためではないか、とのこと。多くはパソコンからダウンロードされているようだ。
○スマホで増える、顔枠付き年賀状デザイン
すると個人利用が多いスマホ版の方はというと、今年の流行りは写真を取り込めるものだという。一昔前の写真一枚を全面に印刷したようなデザインではなく、画像をはめ込む窓が複数ついているものが特に人気だ。