その重ね着では意味がない!? 機能性インナーの効果を最大限に引き出すコツ
と指摘しているのが、アウトドアの知見を活かして防寒・防災ファシリテーターとして活動するあんどうりす氏。
「たとえばユニクロの『ヒートテック』などは、肌からの汗や水蒸気を吸収して発熱するので、肌側に着ることで最も効果を発揮します。逆に、汗を吸うと保水した状態を維持する綿の肌着は、気化熱によって体温を奪い続けるので、内側に着ることで急激な汗冷えを起こす可能性があります」という。
機能性インナーは単純に重ね着をすればよいのではなく、その仕組みを理解して着用するのが上手な防寒のコツ。ヒートテックのような発熱機能のあるインナーは肌の上に着るのが基本。上手に衣服を着こなし、年末年始も快適に過ごしたい。