2014年12月27日 00:00
今宵は「モツの朝立ち」へ! 元気になれる札幌の居酒屋は本当に天国だった
うずくココロを落ち着かせ、まずは店オススメの「すだちサワー」(600円)をオーダー。スライスされたフレッシュすだちがたっぷり入ったサワーはさっぱり。グイっと何杯でも飲めそうなのを我慢して、魅力的なモツメニューをたくさん食べるために筆者のモツ(胃袋)のスペースを確保する。
○新トリコロールに舌鼓
フードメニューも魅力的なものばかり。まずは"ココ来たらこれ食っとけ!"メニューの筆頭「朝立ち名物 モツの煮込み 玉子入り」(600円)をオーダー。ユッケジャンスープのような辛みの効いたスープ中に、肉厚プルップルのモツがたくさんだ。
程よく辛いスープだが、玉子を割ると黄身がとろ~りの半熟玉子で、辛みの角がとれたちょうどいいまろやかなスープに。緻密な計算をされていたかのようなコンビネーションである。
モツは"かめばかむほど系"のモツではなく、"口に入れたらもうなくなっちゃた系"の柔らかい肉質。本当ににすぐなくなっちゃった! おかわり必至のモツ煮込みなのである。
「牛ハツの薬味和え」(400円)は、ネギやゴマが入った薬味醤油で和えられた新鮮な牛ハツとうずらの玉子の黄金の組み合わせ。ハツの赤、薬味の緑、玉子の黄色、新トリコロールに認定だ! 食べる前からおいしいと感じられる料理には、年に何度も遭遇できるものではない。