2014年12月30日 08:43
黒子のバスケコスプレのWi-Fi忍者!? - 携帯キャリアのコミケ電波対策事情
12月28日~30日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで行われている「コミックマーケット87(コミケ87)」。年に2回行われるこのイベントには、3日間で60万人近くの来場者がいると言われている。
日本で一番、携帯電話のトラフィックが増えると言われているこのイベントでKDDIとソフトバンクがどのように電波対策を行っているのか。「KDDIとソフトバンクが手を組んだ!? 携帯キャリアのコミケ電波対策事情」に続いて、ソフトバンクのコミケ電波対策事情をお伝えしよう。
○"気球基地局"は出動せず
コミケ86で華々しく登場した気球型Wi-Fiスポット(関連記事:「ソフトバンクは気球、KDDIはCA - 携帯キャリア、コミケ対策の裏側」)。また、災害時の臨時基地局としてLTE対応を果たした気球基地局を、ソフトバンクは11月より実証実験している(動画で見るソフトバンクの災害対策「気球基地局」 - LTE対応や海上運用も可能に)。
ただ、今回は気球基地局の出動はなく、代わりにポール型Wi-Fiスポットと"Wi-Fi忍者"の出番が増えた。ポール型Wi-Fiスポットはこれまでにも多く見られたが、Wi-Fi忍者は以前より多くの人員が投入されている印象を受けた。