Windows XPが急増 - 12月OSシェア
12月は、OS向けブラウザと同様に、デスクトップ向けブラウザでもこれまでには見られなかった現象が観測された。12月はIE 8のシェアが急増しており、その結果、他のバージョンのシェアが下落している。Windows XPが出荷された時に標準で搭載されていたブラウザはIE 6だが、Windows XP SP2以降はIE 8まで利用できるようになっている。こうしたことから、Windows XPのシェア増加とIE 8のシェア増加には何らかの関連性があると見られる。
Windows XPはすでにマイクロソフトのサポートが終了していることから、サポートが提供されているオペレーティングシステムに早期に移行することが推奨されている。Windows XPは脆弱性を悪用して、ボットネットの構築やマルウェアの散布などに利用される可能性が高く注意が必要。