Net Applicationsから2014年12月のデスクトップOSのシェアが発表された。12月はWindowsとMac OS Xがシェアを減らした一方、Linuxがシェアを増やした。バージョン別に見ると、Windows 7とWindows 8および8.1がシェアを減らし、Windows XPとWindows Vistaがシェアを増やした。すでにサポートが終了しているWindows XPのシェアが急増している点が注目される。
12月は、OS向けブラウザと同様に、デスクトップ向けブラウザでもこれまでには見られなかった現象が観測された。12月はIE 8のシェアが急増しており、その結果、他のバージョンのシェアが下落している。Windows XPが出荷された時に標準で搭載されていたブラウザはIE 6だが、Windows XP SP2以降はIE 8まで利用できるようになっている。こうしたことから、Windows XPのシェア増加とIE 8のシェア増加には何らかの関連性があると見られる。
Windows XPはすでにマイクロソフトのサポートが終了していることから、サポートが提供されているオペレーティングシステムに早期に移行することが推奨されている。