"キー"は着脱式に! 液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」を使ってみた (2) 画面の解像度と性能
2月に発売予定の液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」。今回、発売前の評価機を一週間お借りしたので、実機を使ってみてわかったことをレポートしていく。
Cintiq 27QHDの接続を終えて電源を入れると、27インチというサイズに圧倒される。筆者は普段27インチのiMacを使っているので、見慣れたサイズなのだが、実際に描く距離で見ると実に広大に感じる。596.7×335ミリという画面サイズは、およそA2サイズ。マンガの原稿用紙(B4)2枚分の表示エリアだ。このサイズに2,560×1,440ピクセル(WQHD)を表示する。
コンピュータと繋いでみて気がつくのは、文字の大きさだ。
従来の大型Cintiqは画面の表示が粗い印象があったが、27QHDではその印象が払拭されている。
実際の表示性能を比較してみると
となり、27QHDの画面解像度が増しているのがわかる。109PPIは、標準的な27インチモニタやノートパソコンで一般的な密度。iMacやMacBookで見慣れている密度であり、画面上でメニューなどが大きく表示される違和感が払拭されている。広くなったエリアはピクセル数で見るとPhotoshopのパネルエリアに匹敵するサイズだ。