くらし情報『グッスマが国内工場を新設した意図とは? 安藝社長が描くホビー業界のビジョンと新たな挑戦』

2015年1月9日 10:25

グッスマが国内工場を新設した意図とは? 安藝社長が描くホビー業界のビジョンと新たな挑戦

鳥取県はまんが王国を政策として打ち出していて、カルチャーに対して非常に骨太な対応をしてくれます。それと、倉吉市が工場地帯だったことも大きい。周辺の金型屋さんをはじめ材料の調達など、すでにインフラが整っていますし、もともと工場で働いていた方も多く、ポジティブに迎えていただけるのではないかと感じました」

すでに、同工場の第一弾商品となる『ねんどろいど 桜ミク Bloomed in Japan』、第二弾商品『figma 馬(茶)(白)』が発表となっている。ユニークなのは、製品をふるさと納税の対象としているところだろう。

「日本で生産するとコストがかかるので、いつも通りに売るのは非常に厳しい。そこで知ったのがふるさと納税制度。『桜ミク』はいわば鳥取産ですからね。これなら鳥取県は税収が増えるし、僕らとしては比較的高く県に買っていただけるし、お客さまは安くフィギュアを手に入れることができる。
誰も損をせず、皆ハッピーになれると考えました」

メディアがこぞって取り上げるなど、センセーショナルなスタートを切った国内工場。しかし一方で工場規模は決して大きくはなく、まだまだ生産のほとんどを海外に頼っているのが現状だという。

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