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デル「Inspiron 13 7000 2 in 1」 - 安価で使いやすい13.3型コンバーチブルPC

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デル「Inspiron 13 7000 2 in 1」 - 安価で使いやすい13.3型コンバーチブルPC
●ディスプレイが360度回転して形状変化
デルから、新たな2in1モデル「Inspiron 13 7000 2 in 1」が登場した。ノートPCとしてもタブレットとしても使いやすいように、細かい部分までしっかりと考えられているのが大きな魅力。さっそく、試用レポートをお届けする。

Inspiron 13 7000 2 in 1は、コストパフォーマンスの高いモデルをそろえる「Inspiron」シリーズに属する製品だ。液晶を360度回転させることで、ノートPCとしてもタブレットとしても使えるスタイルが特徴だ。液晶ディスプレイのサイズは13.3型で解像度は1,366×768ドット。

今回試用したのは。CPUにCore i3-4010U(2コア/4スレッド)、メモリ4GB、500GBのHDDを搭載した「ベーシック・タッチパネル」モデル。
直販価格は62,796円(税別・送料込み)と購入しやすい価格帯だ。

そのほか、CPUをCore i5-4210U(2コア4スレッド)、メモリを8GBに強化した「プレミアム・タッチパネル」(78,315円)、さらに解像度をフルHD(1,920×1,080ドット)、ストレージをハイブリッドHDDとした「プレミアム・フルHDタッチパネル」(80,722円)などがラインナップされている。

■[製品名] Inspiron 13 7000 2 in 1 ベーシック・タッチパネル主な仕様[CPU] Intel Core i3-4010U (1.70GHz)[メモリ] PC3L-12800 4GB (4GB×1)[グラフィックス] Intel HD Graphics 4400[ディスプレイ] 13.3型ワイド液晶 (1,366×768ドット、タッチパネル)[ストレージ] 500GB SATA HDD[光学ドライブ] なし[サイズ/重量] W330.12×D222×H19.41mm/約1.66kg[バッテリ駆動時間] 最大約7時間 [OS] Windows 8.1 64bit[直販価格] 62,796円(税別・送料込み

○ディスプレイが360度回転して形状変化

まずはデザインを見ていこう。サテンシルバーを基調としたシンプルな設計を採用しており、スマートで高級感のある雰囲気を持っている。ほとんど出っ張りがないので鞄に入れて持ち運びやすいのもポイントだ。

本機の最大の特徴といえるのが、液晶ディスプレイが360度回転するヒンジを採用していることだ。これにより、通常のノートPCのスタイルをはじめ、液晶を完全に360度回転させた「タブレットモード」、三角形に立たせる「テントモード」、本体部分をスタンドのように使う「タブレットスタンドモード」と4種類の使い方が可能となっている。

テントモードとタブレットスタンドモードはタッチ操作がしやすく、画面と自分の距離も近くできるので、映像や音楽を楽しむのに向いている。
タブレットモードはソファやベッドなどでくつろぎながら使うのに便利だ。

何度もディスプレイを回転させるとヒンジがゆるくなりそうな不安もあるが、デルでは20,000回開閉してもヒンジに緩みがないことを確認しているという。長期間でも安心して使用できる。また、ヒンジは多少力を入れないと動かないようになっている。片手ではディスプレイを回転させにくいものの、その分、好みの角度で固定しやすいというメリットを生んでいる。

液晶パネルは視野角の広いIPS方式を採用。どの角度から見てもほとんど色の変化がないのが魅力だ。光沢のあるグレア仕様となっているため、映り込みが気になる人はいるかもしれない。
タブレットに変形できるため、もちろんすべてのモデルでタッチ操作をサポートしている。

●タブレットとしても使いやすい設計
次は使い勝手をチェックしよう。キーピッチやキーストロークの仕様は公開されていないが、キーピッチは十分に広く、キーストロークは浅めではあるが、反発が強めで、クリック感があり、非常に打ちやすかった。キー配列にも特にクセはない。さらに、高い剛性が確保されており、たわみも感じず、強めに打鍵しても気持ちよく入力できる。また、タッチパッドも大きめでクリックボタンを押しやすく、操作性は上々だ。

○タブレットとしても使いやすい設計

タブレットとしても使いやすいように作り込まれている。タブレットモードやタブレットスタンドモードではキーボードが自動的に反応しなくなり、誤入力を防いでくれる。
電源ボタンや音声のボリュームが右側面に配置されているので、タブレットモードでもスムーズに押せるのがうれしい。キーボードが防水仕様となっているのも安心だ。

右側面にはスタイラスが収納されている。筆圧感知には対応していないが、指で直接画面を触りたくない、手袋をした状態で操作したい、といったシーンですぐに取り出して使えるのは便利だ。

インタフェース類は、左側面にマイク/ヘッドホン入出力、2基のUSB 3.0、HDMI出力を搭載。右側面はUSB 2.0、メモリカードリーダーなどを備えている。ワイヤレス機能はIEEE802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0+EDRに対応。上位モデルはIEEE802.11acもサポートする。


●ベンチマークで性能を見る
○ベンチマークで性能を見る

ここからは性能をチェックしよう。使用したのは、総合ベンチマークソフト「PCMark 8」で、テストに用いたワークロードは「Home accelerated」。Core i3-4010Uは2コア4スレッドなので、それほど高い数値ではないが、Celeron N2830など「Bay Trail-M」搭載モデルに比べるとかなり上だ。

同じく「PCMark 8」でバッテリーテストも行ったが、約4時間13分動作した。公称の最大約7時間より短いが、PCMark 8のテストは負荷が非常に大きいので、実際の使用シーンでは、もう少し長く駆動するハズだ。また、ベンチマークテストを走らせている最中でもファンの音はほとんど気にならないレベル。静音性を気にする人も安心して使える。

参考までに「CrystalDiskMark」の結果も掲載する。
ストレージがHDDだけにあまり数値は高いとはいえない。タブレットとしても使えるのが利点なだけに、振動に強く、レスポンスもいいSSD搭載モデルが用意されていないのは少々残念だが、これは低価格なモデルだけに仕方ないといったところか。

最後に、重量こそ13.3型ノートPCとしては重めだが、何度も回転させても大丈夫で液晶の角度調整もしやすい頑丈なヒンジは安心感がある。また、タブレットとして使いやすいボタン配置、音質に配慮してステレオスピーカーを両側面に配置している点も評価したい。全体的にバランスがよく、6万円台で購入可能なコストパフォーマンスの高い2in1製品といえる。

もしサイズの大きさが気になるなら、11.6型の「Inspiron 11 3000 2 in 1」をチェックしてみよう。スタイラスペンは備えていないが、本機のインタフェースや使い勝手はほぼそのままに、コンパクト化したモデルとなっている。■[製品名] Inspiron 13 7000 2 in 1 ベーシック・タッチパネル主な仕様[CPU] Intel Core i3-4010U (1.70GHz)[メモリ] PC3L-12800 4GB (4GB×1)[グラフィックス] Intel HD Graphics 4400[ディスプレイ] 13.3型ワイド液晶 (1,366×768ドット、タッチパネル)[ストレージ] 500GB SATA HDD[光学ドライブ] なし[サイズ/重量] W330.12×D222×H19.41mm/約1.66kg[バッテリ駆動時間] 最大約7時間 [OS] Windows 8.1 64bit[直販価格] 62,796円(税別・送料込み

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