くらし情報『富士通研、空中に書いた文字を認識・入力できる指輪型ウェアラブルデバイス』

2015年1月13日 15:32

富士通研、空中に書いた文字を認識・入力できる指輪型ウェアラブルデバイス

富士通研、空中に書いた文字を認識・入力できる指輪型ウェアラブルデバイス
富士通研究所は1月13日、手書き入力機能を備えた指輪型ウェアラブルデバイスを発表した。モーションセンサーによって空中に手書きした文字を解析する。2015年中の実用化を目指す。

このたび発表された指輪型ウェアラブルデバイスは、加速度センサーとジャイロセンサー、磁気センサーを搭載している。これらモーションセンサーによって、空中で手書きする指先の運動を抽出し、手書き文字を認識・入力する仕組みだ。数字入力では約95%の認識率を達成した。

空中で書いた文字を認識するためには、文字を構成する線と、線以外の指の動きを区別する必要がある。区別のために煩雑なボタン操作を行わなくてもいいように、富士通研究所は一筆書きの軌跡から不要な部分を自動で判別して、軌跡を補正する技術を開発した。
この技術により、文字の視認性やテキスト変換の認識率を向上できるとする。また、ユーザーは文字の入力開始時のみ、親指で入力操作ボタンを押せばよい。

インタフェースはBluetooth Low Energyで、指輪サイズながらNFCタグリーダも搭載する。重量は10g以下。

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