くらし情報『東京都・東京国立博物館で、国宝「鳥獣戯画」を一挙公開!!』

2015年1月15日 17:39

東京都・東京国立博物館で、国宝「鳥獣戯画」を一挙公開!!

東京都・東京国立博物館で、国宝「鳥獣戯画」を一挙公開!!
東京国立博物館・高山寺・朝日新聞社は、4月28日~6月7日にかけて、東京国立博物館 平成館(東京都台東区)にて「特別展 鳥獣戯画京都 高山寺の至宝」を開催する。

○高山寺の文化財なども公開

京都市右京区の高山寺に伝わる「鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが)」は、墨線のみで動物や人物たちを躍動的に描いたもので、国宝に指定されている。甲・乙・丙・丁と呼ばれる4巻に分かれており、「甲」ではウサギやサル、カエルたちが人間さながらに遊戯や儀礼を行う様子が描かれている。

「乙」では、ウシやイヌといった身近な動物や、獅子や獏(ばく)などの霊獣が描かれている。

「丙」では闘犬などの人々の遊戯の様子や、踊りを踊るカエルやサルなど、擬人化した動物たちの絵を見ることができる。

「丁」では、人々の儀礼や祭礼の様子を描かれている。

このたび全巻の修理を終え、現存する全ての鳥獣戯画を公開する。国内外に所蔵される断簡5幅も鑑賞できるという。


そのほか、高山寺収蔵の文化財や仏教美術なども出展する。中興の祖として知られる明恵上人が愛した子犬の彫刻や、雌雄一対の鹿の木彫なども公開する。

会期は前期・後期に分かれ、一部展示作品、および展示場面の変更を行う。

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