Windows 8.1ミニTips (95) Windows Defenderのクイックスキャンはいつ実行されるのか?
他社製品の買収から10年以上が経過し、すっかりMicrosoft自社製品の体を見せているセキュリティソフトの「Windows Defender」。Windows Vista時代はスパイウェア以外にも、ウイルスなどのマルウェア対策が可能になった「Microsoft Security Essentials」がリリースされた。現在のWindows 8.1は、マルウェア対策を統合したWindows Defenderを標準搭載している。今回はWindows Defenderの「スキャン」について解説しよう。
「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。
○自動実行するクイックスキャン
Windows Defenderは、マルウェアが侵入していないかを、任意のタイミングでシステムファイルを検査する機能を備えている。具体的には、感染の可能性があるシステムファイルや実行中のアプリケーションを検査対象とする"クイックスキャン"、すべてのファイルを対象とする"フルスキャン"、任意のフォルダーやファイルを対象とする"カスタムスキャン"の3つだ。