志尊淳「声にコンプレックスを感じていた」 喉のポリープに苦労も切除せず克服へ
●「喉を鍛えてポリープがあってもいい声が出るようになれば関係ない」
柔和な雰囲気や甘いマスクから、一見、庇護欲をかきたてられるが、実は心身共にたくましいバリバリの体育会系で、アグレッシブな努力家でもある志尊淳。ディズニー&ピクサーの感動ファンタジー・アドベンチャー『2分の1の魔法』(8月21日公開)で、洋画アニメーションの吹替声優に初挑戦した志尊を直撃すると「ずっと声にコンプレックスを感じていました」と打ち明け、実は喉にポリープがあることも告白してくれた。
本作の舞台は、かつて魔法に満ちあふれていたが、科学技術の進歩などにより今や魔法が消えかけてしまった世界。志尊は、自分に自信がない内気な少年・イアン役を演じた。イアンは16歳の誕生日に、亡き父が母に託した魔法の杖と手紙を受け取り、「父を24時間だけ蘇らせる魔法」に挑戦するが、上手く行かず、父の足だけが蘇ってしまう。イアンは、父を完全復活させるべく、陽気な兄のバーリーと旅に出る。バーリー役の声優は、公私共に親交が深い城田優が務めた。
――まずは、最初に日本語版声優に決まった時の感想から聞かせてください。
まさか僕が、世界のディズニー&ピクサーと仕事ができる日が来るなんて思ってもみなかったです。