Windows 8.1ミニTips (96) 管理者権限でアプリを実行する●つの方法
Windows 8.1はユーザーアカウントの種類として、一般的な操作を行う「標準(アカウント)」と、システム全体を管理する「管理者(アカウント)」を用意している。
この仕組みはWindows NT時代から備えていたが、違いが顕著になったのはWindows Vistaで導入された「UAC」(ユーザーアカウント制御)からだ。現在のWindows 8.1では、日頃は標準アカウントを使用し、場面に応じて管理者権限を付与するのが一般的になりつつある(意識することは少ないかもしれないが)。そこで今回は、管理者権限でアプリケーションを実行するTipsを紹介しよう。
「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。
○管理者権限が必要なケースとは
標準/管理者の違いは以前の記事をご覧頂きたいが、マルウェアなどの不正侵入・設定変更を抑止するため、通常は標準アカウント権限でアプリケーションを実行している。これは使用中のユーザーアカウントがAdministratorsグループに参加していても同様だ(Administratorsグループ属するユーザーアカウントは管理者権限を持つ)。