2015年1月19日 10:00
「コミュニケーションをデザイン」する - テレビ会議システムの"本当の力"で企業を変えてきたVTVジャパン 後編
多くの企業は、企業の根幹である売上を支え、顧客との折衝を担う営業職が欠かせない。テレビ会議システムの販売や保守・運用サービスなどを展開するVTVジャパン株式会社では、取引先のニーズに対し、高いスキルとノウハウで応えられる営業であるとの自覚を促す為に「VCスペシャリスト」という名称が使われている。
前回も述べたように、ひとえにテレビ会議システムがビジネスソリューションにつながるために、あらゆる角度からサポートを試みている。そんな同社の顧客を大事にする姿勢が垣間見えたのが、同社案件の1つ「株式会社ゆめみ」への導入事例である。
○ユニークな発想で個性的な会社を目指す「ゆめみ」
株式会社ゆめみは実にユニークな会社だ。モバイルに特化した制作開発企業としてスタートし、EコマースASPやゲーミフィケーションシステムの提供、さまざまな受注開発など幅広く手がけているが、ユニークなのはその会社理念である。「人を大事にする」を合言葉に「笑顔で全力投球できる環境構築」を目指しているのだという。同社総務人事部部長の松田新吾氏は次のように説明した。
「我が社は『人』を大事にしてきました。その一例ですが、福利厚生として正規社員やアルバイトを問わずに無農薬野菜を配布しています」