部屋探し、娘は"費用"、母は"安全"重視 - 入居後に防犯性で後悔も
○8割以上が「母娘で一緒に部屋探しをした方がいい」と考えている
「部屋探しにおいて、最終的に部屋を決定する決定権」が誰にあるのかを調べたところ、本人である「娘」という人が70%で最も多かった。次点は「父親」(7%)をおさえ「母親」(16%)となった。
また、「母娘で一緒に部屋探しをした」人は69%と、およそ7割にのぼった。さらに、「20代女性が部屋探しをする際は、母親と一緒に探した方が良いと思うか」については、83%が「そう思う」と答えた。
○部屋探しのポイントに母娘のギャップあり
「部屋探しにおいてしにおいて、どのようなポイントを重視したか」を、例示された項目から優先順位を付けて選んでもらったところ、娘は「費用」をもっとも重視。
以下「間取り・設備」「ロケーション」「安全・安心」「周辺環境」と続いた。一方、母親が最も重視していたのは、娘にとっては優先順位4位だった「安全・安心」。以下「費用」「間取り・設備」「ロケーション」「周辺環境」となった。また、13%が「部屋探しの際に、母娘でケンカをした経験がある」と回答した。
○「バストイレ別」「オートロック」で後悔も
「部屋の仕様・設備」に限定し、こだわったポイントを複数回答形式でたずねたところ、娘は「セパレートタイプのバス・トイレ」(66%)が1位。以下「広さ」(55%)、「間取り」(53%)、「収納」(39%)と続いた。
一方で、母親の回答としては「オートロック」(38%)が最多。その他は「セパレートタイプのバス・トイレ」「住戸の向き」「間取り」などがあがった。
「実際に住んでみたときの感想」では、「お風呂とトイレが別で、キッチンが広かったから選んだが、断熱が甘い物件だったため、冬が寒くて困った」「無理な勧誘も近づかせずに済むから、オートロックは必要だと分かった」「実際に足を運んで、治安が良さそうな地域か、夜は静かかなど、しっかり調べるべきだった」「人通りが少ないので、モニター付きのインターホンは欲しかった」など、設備やセキュリティについて後悔したとの声もあがった。