くらし情報『JSR、従来材料の課題を克服した3Dプリンタ用フィラメント「FABRIAL」』

2015年1月19日 19:19

JSR、従来材料の課題を克服した3Dプリンタ用フィラメント「FABRIAL」

JSR、従来材料の課題を克服した3Dプリンタ用フィラメント「FABRIAL」
JSRは1月19日、3Dプリンタ用フィラメント材料「FABRIAL」シリーズの第1弾として、PLA系で強靭さを高めた「FABRIAL Pシリーズ」の販売を開始すると発表した。

フィラメントとは熱溶解積層方式の3Dプリンタで使用する樹脂材料。熱溶解積層方式の3Dプリンタは工業用途から個人用まで幅広く展開されており、主にPLA系やABS系の材料が主に使われている。しかし、強度が低い、加工過程でフィラメントが折れて長時間安定的に成形できない、完成品がもろいといった課題ある。

「FABRIAL Pシリーズ」は上記のような課題を克服し、実用製品に必要な強度の成形品を制作することができるという。なお、同製品は1月28日から東京ビッグサイトで開催される「3D Printing 2015」で紹介される予定となっている。

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