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予算と用途から選ぶWindowsタブレット【前編】マウスコンピューターの3モデルを比較

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予算と用途から選ぶWindowsタブレット【前編】マウスコンピューターの3モデルを比較
●Windowsのソフト資産をそのまま利用できるWindowsタブレット
モバイル用端末の代表機器として、すっかり普及が進んだタブレット。スマートフォン同様の操作で扱えるiPadやAndroidタブレットがお馴染みだが、Windows 8のリリースに伴いWindowsタブレットが登場した。当初はほかのOSに比べ、高めの価格設定や、Windows RT用アプリの少なさなどから、あまり普及が進まなかったが、昨今は実用的で安価な製品が増加。強力な選択肢として盛り上がりを見せている。その理由は、ハードウェアスペックの向上に加え、「Windows 8.1 with Bing」が登場したことにあるだろう。このWindows 8.1 with Bingは、ブラウザの検索エンジンの標準設定を「bing」にすることで、Windowsがメーカーに低価格で提供されるというもの。これにより、制限のないWindows 8.1をプリインストールし、かつMicrosoft Officeを搭載したWindowsタブレットが安価で登場することとなった。

マウスコンピューターは、このWindowsタブレットを積極的に発売しているメーカーの一つ。
2015年1月現在3機種+コラボモデル1機種がラインナップされており、いずれもiPadやAndroidタブレットと同じような価格で購入可能だ。今回は前後編の2回に渡り、Windowsタブレットの特徴と、マウスコンピューターの主力3機種の違いなどについて紹介しよう。

○Microsoft Officeなどの使い慣れたWindows用ソフトをそのまま使用可能

Windowsタブレットの一番の魅力は、基本的に従来のWindowsと同じOSが利用できるという点だろう。Windowsのファイルやソフト、ノウハウをそのまま活かせるのは大きなメリットとなる。特に,ワープロや表計算などのOffice系ソフトやそのデータがそのまま利用できる点は大きい。広く使用されているWordやExcel、PowerPointなどのデータは、iOSやAndroidでも閲覧可能なものの、意図したレイアウトにならない例も多い。またMicrosoft Officeと同様の編集作業を行うのは、やはり困難なのが現状だ。しかしWindowsタブレットならば、使い慣れたWindowsの操作や画面そのままに、フル機能のMicrosoft Officeが利用できる。
単なるビューワーとしてではなく編集も可能なので、プライベートだけでなく仕事にも活用できるというわけだ。またWebブラウザの対応の広さもポイント。代表的な例がFlashだろう。普段PCで閲覧しているWebサイトやWebサービスをそのまま利用することができるため、特別なアプリなどを追加する必要がない。

○豊富なWindows用周辺機器によりノートPCの代替としても利用できる

周辺機器についても同様だ。Windows向けに販売されている数多くの周辺機器を同じドライバで利用できるため、拡張性は非常に高い。物理的な端子の形状や数による制限こそあるものの、変換アダプタやUSBハブなどを利用すれば、そのハードルは容易に乗り越えることができる。つまり、薄型ノートPCとほぼ同等の拡張が可能ということだ。
使い慣れたマウスやキーボードを始め、外付けディスプレイやハードディスク、サウンドデバイスやTVチューナーなど、発想しだいでその使い方は無限に広がる。使い勝手の面でのWindowsタブレットは、端的にいえば、キーボードが付いていないマルチタッチ対応ノートPCとほぼ同じと考えていいだろう。

●利用シーンに合わせて選べる、3種類のWindowsタブレットを用意
○2万円台から選べるマウスコンピューターのWindowsタブレット

現在、マウスコンピューターの主力となっているWindowsタブレットは「MT-iPE1100WN」「MT-iCE1000WN-BG」「WN801V2-BK)」の3機種だ。大きさはそれぞれ11.6型、10.1型、8型となる。気になる価格は「MT-iPE1100WN」が59,800円/69,800円(税別)、「MT-iCE1000WN-BG」が49,800円(税別)、「WN801V2-BK」が23,800円(税別)。もちろん高価なモデルほどスペックが高いが、そもそもタブレットは個々人の使い方が大きく異なるため、予算と用途に合わせた製品選びが肝要だ。各モデルを簡単に確認してみよう。

○タブレットとしてもノートPCとしても使える2in1スタイル「MT-iPE1100WN」

「MT-iPE1100WN」は、ノートPC兼タブレットという2in1スタイルの製品。
着脱式のキーボードが同梱され、タブレットと物理的に合体させることにより、ノートPCと同じ使い方ができる。CPUには最新アーキテクチャ"Haswell"をベースとしたインテル Pentium 3561Yが搭載されており、処理能力も通常のノートPCに引けを取らない。また10点マルチタッチ対応の11.6型フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイを備えているため、Microsoft Officeを利用する際の作業領域も広い。ただしMicrosoft Officeは標準搭載されていないため、BTOカスタマイズで別途選択する形となる。ストレージはM.2スロットにSATA接続されたSSDとなるため、きびきびとした動作を体感できる。容量は64GBか128GBから選択可能だ。さらにフルサイズのUSB 3.0端子や、外部出力用のmicro HDMI端子、microSDカードスロットなどを搭載しており、拡張性も非常に高い。「MT-iPE1100WN」は、普段はノートPCとして利用し、必要に応じてタブレットのように使えるモデルととらえるといいだろう。


○一台で遊びにも仕事にも学習にも活躍するジャストサイズ「MT-iCE1000WN-BG」

10点マルチタッチ対応の10.1型液晶を搭載した、ミドルレンジモデルとなる「MT-iCE1000WN-BG」は、3機種の中で最もバランスのいい製品だ。タブレット本体に加え、本体と無線接続できるBluetoothキーボード(タッチパッド付き)を同梱。キーボードに取り付けられたカバーを折りたたむとタブレットのスタンドとして利用できるため、ノートPCライクに使うことも可能だ。CPUはインテル Celeron N2807となっており、Pentium 3561Yほどではないものの、Office用途などでは十分な処理能力を発揮する。また「Microsoft Office Home and Business 2013」がプリインストールされている点も見逃せない。液晶ディスプレイの解像度はHD(1280×800)と作業領域は小型ノートPC並みだが、簡単な編集作業であれば十分にこなせるだろう。拡張インタフェースとしてmicro USB 2.0端子やmicro HDMI端子、microSDカードリーダーなどを備えているため、必要に応じて外部デバイスを接続することも可能だ。

○どこでも気軽にWindowsを利用できる8型タブレット「WN801V2-BK」
「WN801V2-BK」は、わずか23,800円(税別)という価格で購入できる、コストパフォーマンスに優れた8型タブレットだ。
この価格でもフル機能のWindowsが利用でき、さらに「Microsoft Office Home and Business 2013」がプリインストールされている。その分キーボードなどの付属品はないが、安価なBluetoothキーボードはちまたにあふれているため、必要に応じて追加購入すれば文字入力も問題ないだろう。液晶ディスプレイの解像度はHD(1280×800)だが、8型でWindowsを扱うと考えると十分。CPUはインテル Atom Z3735Fとなっており、さすがに上位2機種に比べると若干見劣りがする。グラフィカルな編集を行うには多少重く感じるシーンもありそうだ。micro USB 2.0端子やmini HDMI端子、microSDカードリーダーも搭載しているため、拡張性も高い。必要に応じて編集も行うが、普段は閲覧中心という用途に適しているといえるだろう。

○目的に合わせて選択できるマウスコンピューターのWindowsタブレット

Windowsをそのまま搭載しているだけあって、Windowsタブレットのスペックはピンからキリまでさまざまだ。
独自性の高いハードウェア設計が行われたものから、シンプルなものまで多種多様な製品が発売されており、製品選びに迷ってしまうユーザーも多いだろう。マウスコンピューターでは、Windowsタブレットにおける代表的な仕様を備えた3機種を販売している。この3機種を見比べつつ、Windowsタブレットデビューを検討してみてはいかがだろうか。後編では、今回紹介した機種の中でもひと際コストパフォーマンスの高い「WN801V2-BK」について詳しく紹介したいと思う。

○標準スペック

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2015/1/19(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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