iOS版「Chrome」アップデート、Materialデザイン採用、Handoffをサポート
Materialデザインは、昨年6月に開発者カンファレンス「Google I/O 2014」でGoogleが発表した新しいデザインガイドラインだ。モバイル端末、ウエアラブル、PC、Web、テレビなど、あらゆるサイズのスクリーンで統一したデザインとユーザーインターフェイスを実現しようとしている。Materialデザイン化されたことでiOS版Chromeはグラフィックスが見やすく、滑らかな動きでジェスチャー操作しやすくなった。またiOS 8に最適化されており、iPhone 6シリーズの大きな画面に対応する。
Handoffは、同じiCloudアカウントでサインインしているiOS 8デバイスとMac(OS X Yosemite)の間で作業を受け渡す機能だ。iOS版Chrome 40で、iOS版ChromeからMacのデフォルトブラウザへのHandoffが可能になった。iOS版Chromeを使ってWebページを開くとMacのDockの横にHandoffの通知が現れる。通知をクリックすると、iOSデバイスで表示していたWebページがMacのデフォルトに設定しているWebブラウザで開く。