Microsoftのデジタルアシスタント「Cortana」、Windows 10でPCに拡大
CortanaはAppleのSiriやGoogle Nowに対抗するMicrosoftのパーソナルアシスタント機能と見なされている。ユーザーの個人データ(ユーザーが興味を持っていること、生活サイクル、親しいグループなど)をノートブックに記録し、それに基づいてCortanaはパーソナライズしたアシスタントを提供する。端末とクラウドサービス、Webを検索し、ユーザーを手助けするようにインテリジェントに情報をまとめて提供。機能の呼び出し(音楽の再生、通話など)や設定(アラームやリマンダーの設定など)にも対応する。
Windows 10 PCでは、タスクバーの左端にある検索ボックスからCortanaにアクセスする。イベントのデモでは「Hey, Cortana」と呼びかけるだけですぐにCortanaがアクティベートしていた。CortanaはWindows 10 PCを理解してアシスタントをする。
例えば「チャリティに関するパワーポイントファイルを探して」と頼むと、自動的にローカルドライブとOneDrive (またはOneDrive Business)を検索して該当するファイルを示す。ユーザーはCortanaに自然に話しかけるだけで、ローカルドライブとクラウドの違いを意識することなく、簡単に目的のファイルを探し出せる。
例えば音楽を再生する時に、PCの前に座ることなく、Cortanaを呼んでCortanaに「 [プレイリスト名]を再生して」と頼むと再生が始まる。PCが単なる道具ではなく、家族や友達のような存在に感じられるようになるとJoe Belfiore氏(OSグループ担当コーポレートバイスプレジデント)は述べていた。
Belfiore氏は最後に、Cortanaを使って音声だけでメールを作成して送信するデモを行った。大きなスプレッドシートをディスプレイに広げて作業に集中している時など、ちょっとしたメールやリマンダーの作成のためにアプリケーションを切り換えるのは面倒である。秘書に「送っておいて」と頼みたくなるような時に、Cortanaを活用するとスピーチインタラクションだけですばやくメールの作成・送信を処理できる。「効果的に仕事を成し遂げられるように、(Cortanaを使って)PCでのマルチタスク処理を変えられる」とBelfiore氏。