ツール・ド・東北、開始2年目で黒字化を達成 - 被災地に850万円弱を寄付

ヤフーと河北新報は1月22日、2014年9月14日に宮城県の石巻、南三陸町などで開催された自転車イベント「ツール・ド・東北 2014」の事業収益と収益用途、経済波及効果について発表した。

収入合計が1億663万1777円、支出合計が8903万2821円、収益が1759万8956円となり、イベント開催2年目での黒字化を達成した。

収益は、次回大会への繰越金、東日本大震災の被災地への寄付金として利用される。内訳は繰越金が1400万円、寄付金が359万8956円。

公式グッズの売り上げの137万6946円、「ツール・ド・東北 チャリティーライダー」プログラムからの279万2000円、「ツール・ド・東北 2014 CAMP VILLAGE presented by minikura」企画からの65万円もすべて寄付される。

両社はツール・ド・東北 2014における経済波及効果を第三者機関に依頼。調査によると、直接効果の約3億500万円に対し、生産誘発額は約7億3600万円、付加価値誘発額は約3億6500円となったという。