中谷美紀、『嫌われ松子の一生』の撮影放棄を反省「大人げなかった」
31日に公開される主演映画『繕い裁つ人』の宣伝を兼ねて出演した中谷。司会の笑福亭鶴瓶から、映画『嫌われ松子の一生』でメガホンをとった中島哲也監督について「あの時の監督ってどうやったの? きついよなあの人」と聞かれると、笑顔で「はい」と答え、「本当は優しい方なんですけど、どちらかというと言ってさっぱりしちゃう方なので。ただし、言う時はものすごく厳しい」と当時の監督を振り返った。
中谷は同作で第30回日本アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞で主演女優賞を受賞するなど、同作は主演映画の中でも代表作となった。その撮影現場では、ほかのスタッフと同じように中谷も中島監督から怒鳴られていたことから、最初は「はい!」「分かりました!」と受け入れていたが、撮影開始から1カ月ほど経った頃に睡眠時間が1日1時間の日が続き、気持ちにゆとりが無くなってきた時に「『辞めろ』とか『殺してやる』とか毎日言われていたので途中で本当に嫌になってしまって、涙が止まらなくなって」と撮影を放棄して帰ったことがあったという。
それまで、先輩の役者が監督ともめて帰ろうとする場面を何度も目の当たりにし、内心では「プロなんだから」とその行動を認めていなかったが、撮影を投げ出してしまった時の自分は「本当にもういい」「これで仕事が無くなってもいい」。中谷は「途中で帰ったんです。
生まれてはじめて。本当に涙が止まらなくて、演技どころじゃなくなってしまったので」と当時の心境を吐露しつつ、「でも、私もやはり大人げなかったですし、監督の思いを汲み取れていなかった私が悪かったなと今は思います」と自身の行動も反省していた。
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