くらし情報『高速ロスレス圧縮「LZHAM」、初のメジャーバージョンが登場』

2015年1月27日 10:02

高速ロスレス圧縮「LZHAM」、初のメジャーバージョンが登場

高速ロスレス圧縮「LZHAM」、初のメジャーバージョンが登場
1月25日(米国時間)、LZHAMの初のメジャーバージョンリリースとなる「LZHAM v1.0」が「Rich Geldreich’s Tech Blog」において公開された。LZHAMはC/C++で開発されたロスレスデータ圧縮コーデック。データ圧縮率はLZMAとほぼ同等だが、デコード速度がLZMAの1.5倍から8倍ほど高速という特徴がある。Windows x86/x64、Mac OS X、iOS、Linux x86/x64がサポートされている。

「LZHAM」はLZベースの無損失圧縮コーデックの一種で、zlibとAPI上の互換性を保ちつつ、高い圧縮率においても高速なデコード処理を実現することを目的に開発されている。LZHAMそのものはすでに3年間ほど開発が継続しており、その間アルファ版のLZHAMを搭載したプロダクトなども出荷されている。デコードの速度はzlibほど高速ではないものの、LZMAよりはかなり高速とされており、高い圧縮率を実現しつつ高速なデコードが必要になるシーンで活用できる。

ただし、LZHAMは圧縮後のサイズが小さなファイルに関してはあまり高速性が期待できないとされている。

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