2015年1月27日 12:00
東京都・渋谷でシュヴァンクマイエル映画祭 -チェコが生んだ異才の映像作家
東京都・渋谷のシアター・イメージフォーラムにて、「シュヴァンクマイエル映画祭2015」が開催される。開催期間は2月21日~3月13日まで、入場料は前売1回券1,300円、前売3回券3,000円(複数名での使用は不可)、当日一般1,500円、大学・専門学校生・シニア1,200円、高校生・会員1,100円。
同映画祭は、動かぬものに命を吹き込み、世界が絶賛する驚異的なアニメーションの数々を手がける、チェコが生んだシュルレアリスト&映像作家 ヤン・シュヴァンクマイエルの特集上映。3週間にわたって、22作品が上映される。
長篇デビュー作であり国内外に根強いファンを持つ『アリス』、妻であるエヴァの絵本をモチーフにし、ベルリン国際映画祭でアンジェイ・ワイダ賞などを受賞した『オテサーネク』、シュルレアリストとしての側面が炸裂するコラージュを駆使した傑作『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』という代表的な長篇3作に加え、カンヌ、ヴェネツィア、ベルリン、アヌシーなどで軒並み高い評価を受けている短篇作品を合わせた全6プログラムが用意されている。
短編プログラムの中には、映像デビュー作である『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』(1964年)