OSSのルータ/ファイアウォール・ソフトの最新版「pfSense 2.2」が登場
「pfSense 2.2」ではIKEv2のサポートやAES-GCMの利用など、さまざまな機能拡張を実現するためにIKE鍵交換のデーモンをracoonからstrongSwanへ変更している。この結果、従来のバージョンのpfSenseと組み合わせて鍵交換などを行うネットワークを構築した場合、いくつかの点で注意が必要となる。
また、Xen上でpfSenseを実行している場合、アップグレードの際にディスクのドライバ名とNICのドライバ名が変更されるため注意が必要。FreeBSD 10.1はベースシステムがPVHVMドライバを含んでおり、こちらのドライバがディスクおよびNICのドライバとして利用されるようになる。このため、Xenを使用している場合はアップグレード時に設定ファイルを編集するなど作業が必須となる。アップグレードの詳細情報は「Upgrade Guide - PFSenseDocs」にまとまっているので、参考にされたい。