東京都・銀座で「女装の軌跡と幸福論」展-1,000人超の女装を手がける写真家
同展では、立花奈央子が6年間にわたって女装をテーマに制作しつづけた、初期の作品から最新プロジェクトまでを紹介している。女装文化に関わってきた立花の、「性別」と「美」に対する認識の変遷を追体験できるよう構成されており、女装や美しさ、幸せの形についての問いを投げかける。
また1月31日には、アイドルグループ「恥じらいレスキュー」メンバーの加茂碧唯、ヒゲ女装パフォーマーのLadyBeard、美術評論家の宮田徹也をゲストに迎え、ギャラリートークが行われる(17:30スタート、先着順、料金2,000円 1ドリンクつき)。
なお、立花奈央子は「フォトスタジオ大羊堂」を経営し、テレビ・雑誌等でも女装のスペシャリストとして活躍。より多くの人が性別に関する固定観念から脱し、それぞれの自由と幸せを見いだすきっかけとするべく、女装者の写真を撮りつづけている。撮影や女装講座の講師などを行うなかで、これまでにジャニーズ所属のトップアイドルから70歳のベテランまで、のべ1,000人を超える男性の女装を手がける。