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一眼レフ初心者が猫撮影に挑む! (24) 猫をフワフワにする方法

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一眼レフ初心者が猫撮影に挑む! (24) 猫をフワフワにする方法
今日のテーマは「猫をフワフワにする方法」です。

ツイッターやフェイスブックでよく写真の撮り方について質問をいただくのですが、その中で一番、いっちばん多いのが、「どうやってフワフワな写真を撮るの!?」というものです。

「猫の毛のフワフワな感じが伝わる写真が撮りたい!」とか、「うだまさんみたいな、ふんわりほわわ~な写真を撮ってみたいです」とか、とにかく皆さん「フワフワ」を求めていらっしゃるみたいで。すごくよくわかります。私もそういうフワフワな猫写真、大好きです。

具体的なカメラの設定については、連載の第二回「透明感のあるふわふわの猫写真を撮影するには」でご説明をしておりますので、こちらをご参照ください。

で、ここからが問題なのですが……。本連載を読んでくださっている読者さんから、「同じ設定にしたのにフワフワにならない!」というコメントをちらほらいただいています。


○シャンプータオルを使います

実はこれ、対策は簡単なんですね。猫本人がそもそもフワフワではないという状態になっているんです。うちの猫もそうなんですが、結構自分の毛づくろいをサボってしまったりするんですね(笑)。なので、飼い主が丁寧に毛のお手入れをして差し上げる必要が出てきます。

愛猫の撮影を行う前に、愛猫本人の「お化粧」をきちんとしておくと、より一層美しい「うちの子」を撮ることができます。

ブラッシングしただけじゃフワフワに戻らない! という場合、一番簡単なのは、「シャンプータオル」を使うことです。ペットショップではもちろん、最近ではスーパーのペット用品コーナーでも見かけますね。

使っているのは、ライオンから出ている「ペットキレイ シャンプータオルサラつや 愛猫用」。
価格は248円(2015年1月28日時点での税込み価格)。無香料で20枚入りです。洗浄成分の100%が食品に使われる成分なので、なめても安心です。

普段はこのシャンプータオルを使用していますが、なんだか汚れが中々落ちないという時は、「水のいらないリンスインシャンプー」というものを使用しています。こちらもライオンから出ているもので、価格は438円(2015年1月28日時点での税込み価格)。内容量は200ml。

○実際にお手入れしてみます
さて、実際にお手入れしてみましょう。と言っても、やり方は実に簡単。
まずは水のいらないシャンプーから使ってみましょう。タオルに泡を乗せて猫の体を拭くだけです。

泡を見せると、猫が興味を持ち寄ってきます。このチャンスを逃さず、そっと猫の体を拭き始めましょう。

うちの子は実に慣れたもので、丁寧に拭き始めるとじっとしててくれます。小さかった頃は泡が体につく感触に慣れなくて、少し抵抗するそぶりも見せましたが、何度か泡で体を拭くうちにじっとしていてくれるようになりました。

○シャンプータオルを使ってみよう

さて、お次はシャンプータオルを使ってみます。実際に自分の手で触るとわかるのですが、このシート、すごくサラサラしているんです。


このタオルで兄猫の体を拭きます。兄猫はいまだにシャンプータオルに慣れてくれないので、少量のカリカリを餌におびき寄せます。

兄猫がゴハンを食べている間に、ササっと体を拭いてしまいます。毛並みにそって、丁寧に丁寧に拭いていきます。

体をちょっとくねらせて、少々嫌がるそぶりを見せますが……。ゴハンに夢中になっているすきに、全身無事に拭き終わりました。

○ブラッシングもします!!

さて、シャンプータオルで体を拭いたら、仕上げにブラッシングを行います。最近のお気に入りはこちら。
「クイック&リッチ デイリーケアマッサージャー」というものです。価格は1,103円(2015年1月28日時点での税込み価格)。

どこが気に入っているのかと言うと、何といってもこの「超極細毛」。あまり猫用のブラシには見られない形状です。この超極細毛が被毛のすき間に入り込み、なめらかにマッサージをすることができます。実際にブラッシングをするとわかるのですが、手に伝わってくる感触が実にフワフワで優しいんですね。このブラシについている毛自体が柔らかいので、被毛を無理に引っ張ることがないんです。

こちらのブラシと一緒に使っているのがこちらの「ケトリーナ」というもの。
価格は413円(2015年1月28日時点での税込み価格)。ベビーパウダーの香りがします。

ブラッシングをする前に、猫の体にシュッとスプレーをするだけ。スプレーをすることにより、猫の抜け毛がしっかりとブラシに絡まり、毛の飛散を抑えることができます。抜け毛の多い夏に重宝します。冬の場合は、静電気を防止することができるので、ブラッシングの最中に猫が嫌がることがなくなります。

さっと猫の体にスプレーをしたら……。

丁寧にブラッシングをしていきます。
あまり一度にザーっとブラシを滑らせると毛に負担がかかるので、狭い面積をちょっとずつブラッシングします。

○どれだけフワフワになったか見てみましょう

以上、猫の毛のお手入れのやり方をご紹介いたしました! 全て行うとだいたい1匹あたり10分強かかります。お手入れ後の猫は本当にフワフワで触り心地も最高です。是非お試しくださいませ。

さて、猫本人がきちんとフワフワになったら、実際に写真を撮ってみましょう。私が好きな「透明感のあるふわふわの猫写真」が撮れるよう、カメラを設定します。この設定で撮影をすると……。

フワフワです!! 本当に毛の一本一本がフワフワになっています。

ちなみに、お手入れを行い、フワフワに撮れる設定をするとこのような猫写真を撮ることができますが、必ずしも私と同じ設定に固執する必要はありません。写真の一番楽しいところは「自由」なところです。これが正解! という設定は絶対にありません。思う存分、「自分の写真」をどうぞ楽しんでくださいませ。

我が家の猫は短毛種なので、ブラッシングが2日に1度、シャンプータオルでのお手入れが週に一度です。このちょっとしたお手入れが、愛する猫をフワフワにしておける秘訣なんですね。

いかがでしたでしょうか。猫用のブラシはお持ちの方も多いでしょうが、シャンプータオルを使ったことがないという飼い主さんももしかしたらいらっしゃるかもしれません。サッと拭くだけで驚くほど猫がフワフワになるので、是非一度お試しくださいませ。

○次回予告

次回のテーマは、「SNSで写真を投稿してみよう」です。

<作者プロフィール<
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。

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