2015年1月29日 10:00
検索エンジンから存在を消される!? ブラックリストに登録されないためには?
急増するサイバー攻撃。今後、2020年のオリンピック開催に向け、日本に対するサイバー攻撃は増加し続けることは確実である。その標的は、政府や大企業だけとは限らない。中小企業や、小規模のネットショップですら標的となる可能性がある。
そのような状況の中、サイバー攻撃対策として、2015年1月21日 GMOクラウド株式会社は、米国CloudFlare社が提供する総合マルウェア対策サービス「StopTheHacker(ストップ・ザ・ハッカー)」の提供開始を発表した。
本記事では、GMOクラウドが同サービスを提供するに至った経緯と、その中でも特徴的な機能である「ブラックリストモニタリング」について、GMOクラウド 技術部の田村光氏と角田寿浩氏にお話を伺った。
○クラウドに対応したマルウェア対策サービスの必要性
パブリッククラウドサービス「ALTUS」を提供しているGMOクラウド。サーバーやネットワークに向けた攻撃に対して、さまざまな対策を実施している。
「ただ、お客さまが所有するWebサイトの脆弱性を突いた攻撃まで対処することは難しく、これまで大きな課題となっていました」(角田氏)
近年、WordPressなどのCMSを用いたWebサイトが急増している。