2015年1月29日 10:58
Aras、Aras Innovator 11を発表 - 部門間の連携を深め、生産効率を高める
Aras Japanは1月28日、2015年の事業戦略と「Aras Innovator」の新バージョンについて発表した。
Arasは設立15年目を迎えるPLMソフトウェアベンダーで、日本法人であるAras Japanは2012年5月に設立された。同社の大きな特徴は、SaaS型サブスクリプションモデルを採用し、ソフトウェアそのものにはライセンスフィーを設定せず、システムに関するサポートサービスを提供することによって収益を確保している点である。
同社のビジネスは好調で、グローバルでは8年連続2桁成長を記録し、2014年度はサブスクリプション売上が前年度比80%にも達した。日本では2014年末時点で90社のユーザーがおり、組立製造業Top50におけるシェアが20%、2012年以降の成長率は平均49%を記録した。2015年は国内ユーザーを150社、組立製造業Top50におけるシェアを30%、Aras Inovatorのユーザーを3万人(現在は約1.3万人)に増やすことを目標とする。
○コミュニケーションを活性化する「ビジュアルコラボレーション」
すさまじい勢いで成長を続けるArasが今回発表したのが「Aras Innovator 11」