くらし情報『NRI、地磁気データを使った屋内測位の実証実験 - 誤差2m程度』

2015年1月29日 13:27

NRI、地磁気データを使った屋内測位の実証実験 - 誤差2m程度

NRI、地磁気データを使った屋内測位の実証実験 - 誤差2m程度
野村総合研究所(NRI)は1月29日、2014年12月から2015年1月まで、特別な設備を必要とせずにスマートフォンの位置を把握できる、地磁気データを使った新しい屋内測位技術の実証実験を、丸の内ビルディングおよび新丸の内ビルディングを中心とした東京丸の内エリアで実施したと発表した。

実証実験では、GPSの電波が届きにくい地下街やビル内で、地磁気データを用いた新しい屋内測位技術を使って、測位精度を検証するもの。測位を行う際は、建物が持つ磁場特性を活用し、位置を特定する。具体的には、事前に、建物や地下街の地図情報とそれぞれの地点における地磁気データを、スマートフォンのアプリケーションを使って取得し、データベースに登録。この地磁気データベースと、現在iPhoneやAndroid端末がある地点の地磁気データと重ね合わせることにより、現在地が特定できる。

検証では、丸の内ビルディングおよび新丸の内ビルディングの商業フロアの一部と地下において、誤差2m程度という高い精度で、リアルタイムに現在地を特定できることを確認したという。また、測位のログデータを分析することで、屋内における利用者の行動(動線)

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