吉永小百合、主演映画撮影開始! 幼馴染役の石田ゆり子ら新キャスト
女優の吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』(2021年公開)の追加キャストが5日、明らかになった。
同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。
同作は4日より東映東京撮影所にて撮影を開始。先日吉永が在宅医療を行う医師役を演じ、その父親役の田中泯、在宅医療医師として働く「まほろば診療所」の院長・スタッフ役の西田敏行、松坂桃李、広瀬すずが、咲和子を支える共演陣として発表された。
今回、新たに吉永演じる咲和子が、在宅医療を通して向き合っていく患者やその家族、いきつけのBARのマスターなどの追加キャストを発表。女流プロ囲碁棋士で癌を患い手術をしたが、転移が見つかり再発、幼馴染の咲和子を頼ってまほろばを訪れる女性・中川朋子役に石田ゆり子が決定。吉永と『北の零年』(2005)、『おとうと』(2010)以降、10年ぶりの共演となり癌患者でありながら、咲和子と幼馴染という難しい関係性を演じる。