トヨタ、新素材SiCパワー半導体搭載ハイブリッド車の公道走行を開始
PCUは、ハイブリッド車などの電力利用において重要な役割を担っているが、使用されているパワー半導体の電力損失は車両全体の約20%を占めており、パワー半導体に電流を流す時の抵抗を低減する高効率化が燃費向上に不可欠となっている。
今回開発したカムリ試作車は、PCU内の昇圧コンバーターおよびモーター制御用インバーターに、トヨタ、デンソー、豊田中央研究所が共同で開発したSiCパワー半導体(トランジスタ、ダイオード)を搭載。公道走行試験で、走行速度や走行パターン(高速走行、市街地走行、渋滞等)、外気温など様々な走行条件ごとに、PCU内の電流・電圧などのデータを取得し、現状のシリコン半導体と比べて新素材であるSiCパワー半導体搭載による燃費向上効果を検証する。