Windows 8.1ミニTips (98) USBメモリーやUSB HDDへの書き込みを禁止する(diskpartコマンド編)
SDメモリーカードには書き込みを禁止するロックタブがあるが、より使用頻度が高いUSBメモリーは、書き込み禁止スイッチを備えるメディアが少ない。そこでWindows 8.1の設定によって、USBメモリーを書き込み禁止にする方法を紹介しよう。
PC側でリムーバブルディスクを書き込み禁止にするレジストリ設定はそこそこ有名だが、別の方法もあることをご存じだろうか。今回は「diskpart」というコマンドを使って、USBメモリーやUSB HDDへの書き込みを禁止するTipsを紹介しよう。
「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。
○「diskpart」で書き込みを抑止する
前回は「ローカルグループポリシーエディター」を使ったが、これはWindows 8.1 ProやEnterpriseエディションでのみ用意された機能だ。今回の「diskpart」コマンドは、無印のWindows 8.1でも利用できる。diskpartコマンドは、Windows 2000時代から使われてきた、ディスクパーティションを操作するコマンドラインベースのユーティリティだ。