くらし情報『なぜ今、缶チューハイ「本搾り」が売れているのか - "味覚コンサルタント"が分析』

2015年2月2日 18:05

なぜ今、缶チューハイ「本搾り」が売れているのか - "味覚コンサルタント"が分析

なぜ今、缶チューハイ「本搾り」が売れているのか - "味覚コンサルタント"が分析
キリンの缶チューハイ「本搾り」の2014年の販売数が552万ケースと前年比61.6%増となり好調だ。

同製品は、2003年にメルシャンブランドで誕生。高い果汁率と高品質果汁にこだわっており、お酒と果汁だけでつくるチューハイのパイオニア的存在として、2015年で発売から13年目を迎える。居酒屋の生搾りチューハイの味を目指して開発され、缶入り飲料ながら甘さを抑えた味に仕上がっているのが特徴だ。

年間3000万ケースを出荷するメインブランド「氷結」の陰で、「本搾り」は2012年に179万ケース、2013年に341万ケース、2014年に552万ケースとここ3年で大きく販売数を増やしている。

口福ラボ・味覚コンサルタントの菅慎太郎氏は、このような高果汁飲料が売り上げを伸ばしている背景を、飲料業界全体の味覚傾向の観点から次のように分析する。

「味の濃い食事や赤身肉のブームなどにより、飲料はライトな方向にシフトしていると思います。特に、食前食中食後を通して、リフレッシュや口内をさっぱりとさせることのできる飲料が注目されています。
酸味がちょっと増した果実系飲料や、スパークリングウォーターなどがそれにあたります」。

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