東京都・大井町の洋食店でド迫力「オムライス」と「メンチカツ」に遭遇
○入店早々……なぜかマジック!
東京都品川区の大井町駅から徒歩3分、世の中の食いしん坊たちを大満足させてきた洋食屋があると聞きつけ取材班が直ちに出動!! 大井東口商店街から一本路地に入ると、頭上にご立派な看板を発見。その名も「ブルドック」。鼻息荒く突撃だっ。
「いらっしゃい! じゃあ、さっそくコレ一枚引いて? 」。
トランプの束を筆者の前へおもむろに差し出す店主の鈴木謙さん。む、むむ!? コ、コレは同店の通過儀礼なのか?? しかし、引くしか選択肢はなさそうだ。
「数字覚えた? じゃあ、いくよ……ッホイ! 」。
せ、正解! すっげーー!! ってなんだコレ。
鈴木さん、マジックじゃなくて、今日はオムライスとメンチカツを食べに来たんですけど。
「ハハハ! 冗談だよ。僕は学生のときに安くて旨くてデカいメンチカツを食べて幸せを感じてね、自身が大きなメンチカツを提供しているのはその影響もあるかな。ま、食べてごらん」。
「ブルドック」の創業は1949年頃。先代店主のお父様から鈴木さんが引き継いだそうだ。なぜ、こんなユーモア溢れる人物がコック帽子をかぶるに至ったのかが気になる。「若い頃"プログレ"ってジャンルの音楽をやっててね、同時に絵画や舞台、映画も大好きだったんだ。