エジプト労働記 (34) 冬とは一体…
【何かがおかしいオフィス】
常に換気がされていることもあり、冷えきった新鮮な空気で満ちているオフィス。冬まっただ中ということもあって、同僚たちは暖かそうなニットやセーターを着用しています。私も私にとって最大級の防寒対策(※コートにショールなど雪だるまレベルで着こむだけ)で仕事に励んでいました。
しかしながら、仕事をしていて1つだけ気になることが。それは、目の端にチラリチラリと入り込む違和感のある人影…。「何か…何かがおかしい…!!!」そう思いよーく見てみると、半袖Tシャツで他の社員と談笑しているではありませんか。
冬にそんな姿をみたら「さむっ! 見ているこっちが寒い!!!」と突っ込みたくなるのが人情。しかし、周りの人は「寒くないの!?」「元気だね」と彼の服装に触れることなく、普通に接しています。なぜ驚かない…。
体感温度は人それぞれですが、中には「半袖スタイル@真冬」もありなんだな…としみじみ。エジプト人の体感温度が違うのか、彼だけが違うのか。「寒さより無新鮮な空気を重視する同僚」などのことを考えると、エジプト人の体感温度が違うような気もするのですが、確信には至っていません…。
そんな肉体的にも精神的にも寒かったカイロですが、現在は冬のピークが過ぎ去り、少しずつ春に近づいているのでした。あーよかった。
おろぐちともこ
大学で古代エジプト史を専攻し、2011年よりカイロ在住。日々、エジプト人観察に励む。
現在はWebやエジプト人による日本語雑誌の漫画を執筆したり、デジタルアシスタントをしたりと、国境を越えて活動中。至上の喜びは、素敵なカフェで水タバコの煙をゆらしながらぼけっとお茶をすること。生活記Blogつぶえじでは、現地の生活の様子を不定期に発信している。
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