東映、伊勢谷友介容疑者出演『いのちの停車場』カットせず公開「作品を守る」
大麻取締法違反の疑いで逮捕された俳優・伊勢谷友介容疑者が出演していた映画『いのちの停車場』(2021年公開)の現場会見が11日に東映大泉撮影所にて行われ、東映が同作の公開について発表した。
同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永小百合)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。
脊髄損傷の四肢麻痺患者でIT企業の若き社長・江ノ原一誠を演じる予定だった伊勢谷が、8日に大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、東映・手塚治社長は「大変なショックを受けております」と鎮痛な面持ち。「製作を担当するチームと関係いただく各企業との間で何度か相談を続けました。そして製作と配給を担当する東映といたしまして、カットはせずに映画を完成させ、映画を公開することとしました」と宣言した。
手塚社長は「映画は、劇場での公開をスタートといたします。作品を鑑賞しようとする意図を持ったお客様に映画館においでいただいて、有料で鑑賞していただくというクローズドなもので、テレビ放送やCMとは質の異なるもの」と説明する。
さらに「作品と個人とは別のものである、という東映の見解のもと、作品を守るという判断をさせていただきました」と語った。
提供元の記事
関連リンク
-
new
ノブコブ吉村、男性ホルモンを打ち続けていることを告白 数値は同年代男性の10倍近く…医師も「ありすぎだと思います」
-
new
BTS・V、甘さと色気を宿す眼差し…『VOGUE JAPAN』2月号表紙に登場 インタビューも「期待を裏切らないアルバムでカムバックします」
-
『Love Letter 4K』『リリイ・シュシュのすべて』ほか、“紙チケット風メモリアルカード”の配布が決定!岩井俊二監督30周年特集上映にて
-
「スキャンダルイブ」「透明なわたしたち」ほか、現実を映し出すABEMAオリジナルドラマの強度ある信念
-
平川結月、初のカレンダーを発売 イメージは休日にふらりと小旅行 『キングオージャー』リタ・カニスカ役で人気